『伊勢神宮 御装束神宝』を読んで

  • 2019.06.04 Tuesday
  • 21:29

こんにちは! みさきです。^^

 

舞の先生から『伊勢神宮 御装束神宝』(南里空海著)

 

というご本を教えていただきました。

 

 

過去のこちらでも書かせていただいたのですが、

 

伊勢神宮の20年に一度の式年遷宮のとき建物だけでなく

 

神様がお使いになるものとして、衣服や調度品約2500点

 

すべてが全く一からから作り直されており、

 

それを御装束・神宝と呼ぶそうです。

 

 

『伊勢神宮 御装束神宝』は、第62回の式年遷宮の際に、

 

実際に神宝を調製されたの方々に直接取材をした内容になっています。

 

 

ご本の中で筆者の方が神職の方が

 

「式年遷宮がなかったら、日本の文化はここまで残らなかった」

 

とおっしゃったと書かれていますが、現在最高の美術工芸家の方々が、

 

古代から伝わるそのままに、神様に捧げる品々を今の現在も

 

全身全霊調整されているのです。

 

 

この御装束神宝、明治以前は遷宮の際に前の代のものは燃えるものはすべて燃やし、

 

燃えないものは土に埋めたそうです。

 

神聖なものが人の手に渡り、粗末に扱われるようなことがあることが

 

「畏れ多い」ということからだったそうですが、

 

大変貴重な重要文化財級の品々2500点あまりをきっぱり潔く処分する、

 

というところに日本人の“祓え”の精神の強さを思います。

 

 

 

現在は、処分はせずに伊勢神宮の徴古館等で一定期間保管されたあと

 

各地の神社にもお分けされているとのこと。

 

 

ご本を読んだ感動冷めやらぬ中、都内で御神宝を拝見できるところはないかと

 

探してみると・・・ありました!

 

 

湯島天満宮の宝物殿に第60回式年遷宮の御神宝 

 

須賀利御太刀、御梓弓、白銅鏡入り轆轤箱の3点が展示されているとのことで、

 

早速足を運んでみました。^^

 

 

宝物殿に展示されている御神宝は、それを見る者の心を自然に正すような

 

ただならぬ静けさと密度があります。

 

 

特に須賀利御太刀は柄に10個の小鈴が付いた華麗な装飾で飾られた

 

御神宝の中でももっとも豪華絢爛な刀剣のひとつだそうで、

 

本当にその精密で見事な装飾に息をのみました。

 

 

そして、ご本の中の写真にある第62回式年遷宮のときの須賀利御太刀とは

 

僅かながら違いがあるのにも気づきました。

 

 

御神宝は古代から同じものを伝えるといっても、

 

“コピー“をするように作られているのではない、

 

その時代その時代の随一の美術工芸家の方々がしっかりと伝統は守りながら、

 

でも神様のためにその時々にもっとも美しいと思うものを、

 

心を込めて新たに創りあげ、次の世代にバトンを渡しているのだと思いました。

 

 

日本の伝統のしなやかな強さ、そして大切なものを長く伝える

 

ということの奥深さに改めて触れるきっかけをいただきました。    

 

 

 

(湯島天満宮の宝物殿の中では写真は禁止でしたので、

 

天満宮のお写真を撮らせていただきました。^^)

 

 

 

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清明とは

「清き明き(あかき)心」と、中世神道や江戸心学でいいますが、明朗で曇りのない心、だそうです。 また、二十四節気の「清明」は、4月5日ごろと言われております。 春分から数えて15日目ごろになるそうで、2019年の清明も4月5日から始まります。 春先の清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という語を省略したもので、 万物が若返り、清々しく明るく美しい季節。 この明るく澄んだ心をいつも持ちたいと願いを込めて、清明という名前を使わせていただいています。

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